極楽寺ゴクラクジ年表ネンピョウ
西紀  年号  できごと
634      役の行者、山和国葛木上郡に生まれる。
680 大化8  役の行者、石鎚山に入山
龍王山に籠りて、石鎚蔵王権現を感徳す。
また、天河寺を建立して権現、並びに阿彌陀三尊を奉安す。
712 和銅5  太安万呂「古事記」を編纂する。
720 養老4  石鎚山に熊野権現を勧請した芳元讃岐に生まれる。
「日本書紀」編纂初まる。
724 神亀元  山部赤人、松山に来りて、石鎚山を見る。
743 天平15  東大寺建立に着手。
749 天平勝宝 日本宗教史に多くの足跡を残した行基寂。
伊予国分寺建立さる。
752 天平勝宝4 奈良大仏開眼。
758 天平宝字2 伊予国神野郡、石鎚山の寂仙入寂。
766 天平神護2 道鏡法王となる。
774 宝亀5  真言宗々祖、空海讃岐に生まれる。
779 宝亀10  光定大師、伊予国風早郡に生まれる。
788 延暦7  最澄、比叡山に延暦寺を創建す。
791 延暦10  この頃、空海石鎚山に修業す。
797 延暦16  空海「三教指帰」を著わす。24才。
805 延暦24  最澄、帰朝して天台宗を伝う。
806 大同元  空海、帰朝して真言宗を伝う。
808 大同3  光定、伝教大師の門に入り、義貞について止観を学ぶ。
809 大同4  伊予国神野郡を新居郡と改む。
810 弘仁元  出羽国の人、黒珍、羽黒山を開く。
816 弘仁7  石鎚山に関係ある、芳元入寂。
空海、高野山に金剛峰時を開く。
818 弘仁9  空海、疫病退散の為に、般若心経秘鍵を宮中にて講讃す。
821 弘仁12  この頃、「日本霊異記」出る。
文中に、役の行者、石鎚山の文字あり。
822 弘仁13  最澄、入寂。56才。
828 天長5  石鎚権現、瓶ヶ森より石鎚山に奉遷
835 承和2  3月21日、62才にて、空海入定。
841 承和8  「日本後記」編纂。
858 天安2  光定大師、入寂。
864 貞観6  富士山、大噴火。
900 昌泰3  醍醐寺草創の聖宝理源大師、大いに、修験道を再興す。
901 延喜元  「古今和歌集」編纂。
921 延喜21  真言宗の空海、朝廷より大師号を賜り、弘法大師と号す。
938 天慶元  空也、京都で念仏を広める。
1175 安元  法然、浄土宗を初める。
1220 承久2  源氏、滅亡す。
1224 元仁  親鸞、浄土真宗を開く。
1227 安貞  道元、曹洞宗を伝う。
1253 健長5  日蓮、法華宗を開く。
1333 元弘3  鎌倉幕府、滅亡す。
1342 興国3  後村上天皇勅使、天河寺に派遣される。
細川頼春、伊予国に侵入し、大軍をもって、天河寺に陣をしく。
1350 正平5  天河寺炎上。極楽寺法灯を継承する。
1397 応永4  足利義満、金閣寺を建立す。
1427 応永34 魚藍観音の故事あり。
1477 文明9  石鎚山弥山宝殿の銘に、細川勝久、越智通直、通生の銘あり、
1483 文明15 足利義政、銀閣寺を造営す。
1531 享録4  河野通直、石鎚山に登る。
1573 天正元 室町幕府、滅亡。
1615 元和5  大阪夏の陣。豊臣氏滅亡。
1664 寛文4  大保木、銀納義民事件あり。
1768 明和5  坂中寺、焼失。
この時、本尊千手観音、脇立正観音、堂外にいざり出て、難を逃れるとあり。
再興して、極楽寺支配所となる。
1779 安永8  石鎚山のお鎖り切れる。
1780 安永9  石鎚山のお鎖り掛けかえ功労者、本地屋一左ェ門、第一番の会符を受ける。
掛けかえの時、極楽寺にお鎖り一夜泊る。
1799 寛政11 役の行者、神変大菩薩の諡号を賜わる。
1837 天保8  9月1日、日野暖太郎和照「西条志」編述のため、石鎚山に登る。
1853 喜永6  安藤広重「六十余州名所図」の中で、「伊予西条の図」に石鎚山を描く。
1854 安政元 極楽寺炎上す。
1859 安政6  極楽寺再建す。
1862 文久2  前神寺、仁王門建つ。(現、石鎚神社山門)
1869 明治2  神仏分離、取り調べ初まる。
1870 明治3  石鎚山権現号、廃止される。
1872 明治5  松山県を石鎚県と改称。
石鎚神社の名称生まれる。
1873 明治6  石鎚県、神山県、合して愛媛県となる。
1874 明治7  極楽寺火災。
1875 明治8  前神寺、廃寺処分を受く。(後、寺号復活)
1877 明治10 極楽寺、再建。(現在の場所に移る)
1879 明治12 当山、本尊「阿彌陀三尊」のご開帳あり。
1889 明治22 成就社、火災。
1901 明治34 日露戦争。
1910 明治43 天河寺跡より、古鏡、仏像、石仏、懸仏等、発掘。(極楽寺蔵)
1935 昭和10 極楽寺蔵王殿、現在位置に建つ。
1946 昭和21 極楽寺、真言宗御室派より離れ、石鎚山独自の教風を、宣布す。
1950 昭和25 極楽寺中興、宥心大僧正入寂。
1952 昭和27 石鎚山真言宗の設立を、文部省より認証され、総本山を極楽寺とする。
宥乗上人、初代管長となる。
1955 昭和30 石鎚山、国定公園に編入される。
極楽寺、参籠所改築。
1960 昭和35 極楽寺、第二参籠所落成。
1963 昭和38 極楽寺中興、石鎚山真言宗、初代管長宥乗上人、遷代。4月14日。
同年、5月1日、極楽寺三十世龍幸上人、石鎚山真言宗、二代目管長に就任。
1964 昭和39 八大龍王殿、改築。11月。龍幸上人、晋山式挙行。
1970 昭和45 極楽寺、第三参籠所新築。
1973 昭和48 大師堂建立。
1988 昭和63 檀信徒会館。修験道場「金剛閣」建立。
1997 平成9  ホンボウ本堂落慶法要記念し、当山本尊秘仏「阿弥陀三尊」ご開帳あり。
2005 平成17 極楽寺中興、石鎚真言宗、 二代管長龍幸上人、遷代。9月25日。
2006 平成18 4月8日、極楽寺三十一世顕彰上人、石鎚山真言宗、三代管長に就任。
並びに晋山式挙行。  

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